心と脳の関係の上を行く神!!
みなさんこんにちは。
1.心と脳
今、読み始めた本がある。
タイトルに惹かれて衝動買いしたのだが、買う前から、
「やはり!神については書いてないだろう」と予測した通りだった。
そのタイトルとは、「脳を開けても、心はなかった」
~正統派研究者が、意識研究に走るわけ~
青野由利著 築地書館 2024年3月8日発売
19世紀末から勃興した量子力学の学者の中から、「意識の研究に向かう博士」たちが出始めた。
シュレディンガー・ペンフィールドペンローズなどなど、枚挙に暇がない。
それまでの彼らの論文は、見事なまでの数式を用いた物理学の論文の著者たちである。
本書の著者、青野氏ご自身も、東大の薬学部卒・同大学院総合文化研究科修士課程修了。
フルブライト研究員として(MIT)、ロイターフェロー(オックスフォード大)などの海外経験を積み、
毎日新聞で論説委員やコラムニストを務めた方である。著書多数。
なぜ物理学の究極を突き詰めると、神秘主義に行き当たるのか?
その答えが、この本のテーマである。
2.シュレディンガーの猫
シュレディンガーの猫という、有名な思考実験がある。
詳細は難しいので省くが、猫を箱に入れて、
毒を噴射すると猫は生きているか・あの世に行くか、確率は半々だという。
素人受けするように書くと、これが量子力学の考え方である。
粒子を観測しようとすると、粒子はどこかに消える。
観測しないと粒子は表れる。
だから瞬間移動も可能であると結論付けている。
これが積み重なって、この世の中は出来ているという世界観が量子力学の世界である。
3.サイエンス・スピリチュアル
サイエンス・スピリチュアルの世界では、すでに量子力学の世界観を超越している。
難しい物理学の論理をこねくり回すより、
「自分が神だ」「自分が生命だ」「自分が愛だ」と理解すれば、
その瞬間神であり、生命であり、愛である。
瞬間移動も、そのまま可能なのである。
人間の脳を研究しても、新皮質に蓄積された、自我のシナップスの結合が見えるだけである。
見える世界しか理解できない人と、見えない世界も理解できる人では、
両方の世界が見える人の方か、理解の幅が広いことは当然である。人格者である。
4.まとめ
世の中の物理学、その分野で功成り名を遂げた方々に申し上げたい。
見える世界は限界がありますよ、と。
見えない世界の方が、無限の広がりを持っていますよ、と。
その先達には、スティーブン・ホーキング博士がいますよ、と。
多くの人が、サイエンス・スピリチュアルの世界観を理解した、と祈る!