800年に一度の「文明交代」がやってきた!
2019年12月、中国湖北省武漢で発生した「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」は、3か月余りで世界の193の国と地域に広がり、その感染者は200万人を超えた(2020年4月15日時点)。
グローバル化した国際経済は、この見えないウイルスに直撃を受け、IMFのゲオルギエバ専務理事は、「大恐慌以来、最悪の不況を経験する可能性が高い」と危機感をあらわにした。
2020年3月11日、WHOのパンデミック宣言以降、一連の事象は、人々に更なる不安や先行きの不透明感をもたらしている。
物質文明から精神文明へ
しかし、いたずらに嘆き、不安を口にするだけでは、人類は進歩・前進できない。
本書では、経済活動の低迷に伴う人々の不安や見通しの不透明感に寄り添いながらも、これから到来する新しい時代と、その社会を展望していきたい。
今回のコロナ騒ぎは、資本主義と決別するかも知れない時代の転換点を示している。
変われた者から安寧を取り戻す!
資本主義の次に来るであろう新たな時代を具体的に描き出して、読者に安心と調和をお届けすることを基本方針として、本書は企画された。
企画意図は、「人類の運命」を解き明かし、「世界に平和を取り戻すこと」である。
衝撃的な内容もあるかも知れない。
しかし、読者の皆さんが、混乱の中、本書の内容に触れて、先行きに希望と光明を見出していただければ幸いである。